お酒をやめて59日目。
お酒をやめて59日目。
酒をやめてから、心が安定している気がする。
酒を飲んで楽しいと思っていたことが、逆に不安定にさせる要因だったのかな。
今日も、誕生日にひとりで酒飲んでたら、最初は高揚して、
後半はぐだぐだになって、格好の酒の肴になってたな(笑)
そういうネガティブなネタを酒は大好きだから。
今は、寂しいけど平気。
昨日読み終えた『傲慢と善良』めちゃくちゃ良かった。
最後、小説では救われる展開になっていたが、自分はどうなのだろう。
婚活している気持ちを、第三者の目から見て、あっ、自分もこういうところがある。
もっと目線を変えたい。もっと、人の良いところを見たい。好きになれたらいいな。
って思うけど、変えられない。小説の中の登場人物の『真実』もそう。
小説を読んで救われるわけではない。
でも、共感することでなにか自分の中で違う考えが起こるかもしれない。
もう一回読んでみようっと。
「婚活につきまとう、『ピンとこない』って、あれ、何なんでしょうね」
「ピンとこないの正体について、私なりの答えはありますよ。
ピンとこないの正体は、その人が、自分につけている値段です。」
「ささやかな幸せを望むだけで、と言いながら、皆さんご自身につけていらっしゃる値段は相当お高いですよ。ピンとくる、こないの感覚は、相手を鏡のようにしてみる、皆さんご自身の自己評価額なんです。」
学歴も職歴も、結婚相手として金居の条件は決して悪くない。むしろいい。
けれど「オレみたいなやつが」と金居が言うのは何も謙遜ではなさそうだ。
自分の価値を低く見積り、相手の気持ちをありがたく受け取ることができるーーそういう人間もいるのだ。
(中略)この人しかいない、と感謝しながら受け止める。自分の一番高いパラメーターの数値ではなく、むしろ、一番低い数値から、相手を見る。
婚活でそういう人たちが結婚を決めていくのが、架にはよくわかる。
引用『傲慢と善良』 辻村深月
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